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男性の脳内に4年間寄生、珍しい条虫を摘出

2014年11月21日 18:07 発信地:ロンドン/英国

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男性の脳内に4年間寄生、珍しい条虫を摘出
男性の脳内に寄生した条虫の動きを示した脳スキャン画像(撮影日不明、2014年11月20日提供)。(c)AFP/GENOME BILOGY/NAGUI ANTOUN

【11月21日 AFP】英医学研究支援団体ウェルカム・トラスト(Wellcome Trust)のサンガー研究所(Sanger Institute)は21日、4年間にわたり男性の脳に寄生していた珍しい条虫を摘出したと発表した。

 マンソン裂頭(れっとう)条虫(学名:Spirometra erinaceieuropaei)と呼ばれるこの寄生虫が、英国で報告されたのは今回が初めて。この条虫は、寄生していた間に男性の脳の中で右側から左側へ5センチほど移動していた。条虫を除去する手術は成功し、男性は快方へ向かっているという。研究チームは、感染した場合の治療法検討に役立てるために初めてマンソン裂頭条虫のゲノム解析を行った。

 この条虫が寄生すると、弧虫症(スパルガヌム症)といって体の組織が炎症を起こす。脳に寄生された場合には、発作や記憶障害、頭痛などをもたらす可能性がある。人間へは、この条虫が寄生する湖沼性の小さな甲殻類や生のカエル、爬虫類の肉を食べてしまったり、目の痛みを抑える中国の民間療法で生のカエルを湿布薬として用いたりして感染するという。(c)AFP

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