【11月21日 Relaxnews】音楽ストリーミングサービス世界最大手「スポティファイ(Spotify)」は17日、タクシー配車サービス「ウーバー(Uber)」との提携を発表した。スポティファイの有料サービス「スポティファイ・プレミアム(Spotify Premium)」のユーザーがウーバーを利用する際、車内のスピーカーから自分の好きな音楽を流せるようになるという。

 理論上は、音声入力端子やブルートゥース(Bluetooth)を備えた車内エンターテインメントシステムであれば、スマートフォン経由で音楽を再生できるが、IT情報サイト「テッククランチ(TechCrunch)」が入手したスクリーンショットによると、スポティファイの再生機能はウーバーのアプリに直接組み込まれることになる。

 後部座席でDJになれるこのサービスは、長距離移動するウーバーの潜在的なユーザーに向けた強力なセールスポイントとなるかもしれない。また、スポティファイにとっても、広告収入に頼った無料の音楽ストリーミングサービスではなく、顧客から直接、料金を取ることのできる体系を確立するチャンスにもなり得る。(c)Relaxnews/AFPBB News