【11月21日 AFP】米北東部を襲った異例の大雪による死者は、20日までに10人となった。ニューヨーク(New York)州バファロー(Buffalo)市周辺では180センチ以上の積雪が観測されており、数日間にわたって交通がまひしている。

 米国立測候所(National Weather ServiceNWS)は、五大湖(Great Lakes)周辺で冷たい空気がより温かい湖面の上を移動することで発生する「湖効果(Lake Effect)」により、20日の日中には60~90センチの積雪が予想されるとして、警戒を呼び掛けていた。

  NWSはまた、雷を伴う大雪と、雪により視界がゼロに近くなると予想。ニューヨーク州西部では非常事態が宣言され、指定地域内での移動が禁止された。

 大雪に見舞われた地域では、建物の屋根が崩壊したり、住宅や商業施設の建物が損壊したりするなどの被害が出ている。航空便の欠航も相次ぎ、高速道路では2晩にわたって立ち往生する車もあった。

 ニューヨーク州当局によると、2日間で年間降雪量に匹敵する降雪が記録された同州では、除雪作業などのため、州兵ら5000人以上が動員された。

「ウィンター・ストーム・ナイフ(Winter Storm Knife)」と名付けられた今回の猛吹雪による死者は、同州ナイアガラ郡(Niagara)郡とエリー(Erie)郡ボストン(Boston)で、寒さが原因で2人が死亡したことにより、合計10人となった。(c)AFP/Jennie MATTHEW