【11月21日 MODE PRESS】「シャネル(CHANEL)」や「フェンディ(FENDI)」のデザイナーを務めるほか、写真やインテリアデザインなど幅広い仕事を手がけるデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)。そんな彼の成功の秘訣は「気にしないこと」だという。

 「多くのデザイナー、特に若い人たちはうぬぼれています。私は彼らのように気にしません。ブランドはブランドですし、私は自分ができることをやるだけです。プロジェクトごとにしっかり切り離さなければ全て台無しになってしまいますよ。例えばシューズをデザインするときは、他のことについて考えないようにするのです。もし自分がまちがっていると感じたり、他の人たちと考えが違うと感じたら、そのことについては忘れるし、気にもしません」とカール。

 また、自宅には人が来ることはあまりなく、招待することもほとんどないと明かした。「私が住んでいるところは大きなスタジオのようなもので、あるものは、本とお風呂、寝室、大きな衣装部屋と小さなキッチンだけ。誰も訪ねて来ないし、私も誰にも来てほしくないのです。おもてなしをするための場所ではありません。私と愛猫シュペット(Choupette)のためだけの場所なのです。朝早起きしてデザインをする、そういう人生が私にとっては楽しいし幸せなのです」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS