【11月20日 AFP】ハリウッドのトップ女優、アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie、39)が、「あと数本」の映画に出演した後は監督業に専念する考えを明らかにした。20日の豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)が伝えた。

 ジョリーは今週、第2次世界大戦を舞台にした自身の監督作『Unbroken』のプレミアのため、夫のブラッド・ピット(Brad Pitt)とともにオーストラリアのシドニー(Sydney)を訪れていた。

 シドニー・モーニング・ヘラルドに掲載されたインタビューで、ジョリーは女優業について、「あと数本はやる予定だけれど、ある時点で全て手放そうと思っている」と語った。

「映画を作ることが本当に好きで、監督をやっている時の方が幸せ。最初から最後までプロジェクトに関わって、一つのことに2年間費やし、それについて学んでいくのがいい。さまざまなことを学ばないといけない状況に追い込まれ、制作のあらゆる側面に関わるのが楽しい」

「役者たちの演技を見て、スポットライトをあてるのは好き。実は(演じているのが)自分ではない時の方が面白い」

『Unbroken』は、1936年のベルリン五輪で米国代表として活躍した後、第2次世界大戦で日本軍の捕虜となったルイス・ザンペリーニ(Louis Zamperini)氏の実話に基づいた作品。(c)AFP