【11月15日 AFP】太平洋に面したニカラグア南部の浜辺に14日、大型クジラが打ち上げられた。

 ニカラグア環境・天然資源省のマリオ・ロドリゲス(Mario Rodriguez)氏によると、体長18メートル前後のクジラは14日朝、首都マナグア(Managua)から南に約110キロ離れたリバス(Rivas)県トーラ(Tola)市にあるポポヨ(Popoyo)の海岸に打ち上げられた。

 ザトウクジラとみられるこの座礁したクジラを救おうと、観光客や地元住民ら50人以上が奮闘したものの、日没までに海に戻すことはできなかった。現場に駆け付けた警察や環境・天然資源省の職員らが、救出方法などについて策を練っているという。

 ニカラグア南部の太平洋沖では毎年この時期、多数のザトウクジラやイルカが確認される。(c)AFP