【11月9日 AFP】アルゼンチン中北部サン・ロレンソ(San Lorenzo)の男性が自宅の庭で井戸を掘っていたところ、1万年以上前に生息していたゾウの仲間の大型哺乳類マストドンのものとみられる化石を発見した。

 化石を見つけた男性は地元メディアに「庭を掘っていたら何かとても硬いものがあった。泥を取り除いたところ大きな骨が出てきた」と語った。

 同地の歴史博物館の関係者は、「マストドンの骨と牙だと思われるが、まだ詳しく調べる必要がある」と述べている。

 ブエノスアイレスを中心に広がる大平原パンパス(Pampas)に位置するサン・ロレンソではこれまでにもマストドンの化石が発見されている。(c)AFP