【11月4日 AFP】中国保健当局は3日、西アフリカでエボラ出血熱患者の治療に従事した医療関係者について、帰国から21日間は隔離措置をとると発表した。

 中国衛生部疾病予防控制局の副局長は記者らに対し、中国に帰国した医師には監視期間に入る前に、一連の検査を行うと語った。

 隔離対象となった医療従事者たちが自宅での隔離となるのか、隔離施設に収容されるのかは不明。エボラ出血熱の症状がみられる医療従事者は直ちに指定の医療機関に搬送されるという。

 現在、中国が西アフリカに派遣している医療従事者は30人ほどだが、数週間内にさらに数百人が派遣される予定となっている。このほかにも人民解放軍の部隊がリベリアで100床規模のエボラ治療施設建設に携わっている。(c)AFP