【11月1日 AFP】英ヴァージン(Virgin)グループ傘下の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)の最初の商用宇宙船「スペースシップ・ツー(SpaceShipTwo)」が10月31日、米カリフォルニア(California)州で試験飛行中に墜落し、少なくともパイロット1人が死亡した。当局者が明らかにした。

 テレビ映像は、ロサンゼルス(Los Angeles)から北東へ車で数時間のモハベ砂漠(Mojave Desert)のやぶの中に散乱したスペースシップ・ツーの残骸を捉えた。

 ヴァージン・ギャラクティックはツィッター(Twitter)で、「試験中、スペースシップ・ツーは重大な異常に見舞われた結果、失われた。われわれの第一の心配は、パイロットたちの状態だ」と述べた。

 同社はパイロットたちの安否はまだ不明としているが、カリフォルニア・ハイウエー・パトロール(California Highway Patrol)はパイロット1人が死亡し、もう1人は重傷を負って病院に運ばれたと述べた。

 スペースシップ・ツーは母船となる飛行機「ホワイトナイト・ツー(WhiteKnightTwo)」によって上空に運ばれ、ロケットエンジン試験のためモハベ砂漠上空で切り離された。今回は35回目のこのような試験飛行だった。

 ヴァージン・ギャラクティックはツイッターで「スペースシップ・ツーはホワイトナイト・ツーから切り離され、現在自由に飛行中」「点火!スペースシップ・ツーは再びロケット推進力で飛行中」 と試験飛行のもようを実況していたが、次のツイートで異常の発生を知らせ、続く一連のツイートでスペースシップ・ツーの墜落を確認した。同社によると、ホワイトナイト・ツーは無事に着陸した。(c)AFP/Michael THURSTON