【10月31日 AFP】ロシアは30日、ウクライナへの天然ガス供給を再開し、来年3月まで続けることで、ウクライナおよび協議の仲介役の欧州連合(EU)と最終合意に達した。ロシアはウクライナのガス代金未払いを理由に、6月から供給を停止していた。

 EUは天然ガスの3分の1をロシアから輸入しており、そのうち約半分がウクライナ経由で供給される。EUとしては冬の到来を控え、寒波に見舞われた2006年と2009年の冬にロシアがウクライナへの供給を停止した事態の二の舞を避けるため、仲介に尽力していた。(c)AFP