【10月30日 AFP】罰金ないしは禁錮刑…あるいは売春婦との結婚──ロシアの地方議員が、買春に対する大胆な罰則を定めた法案を提出した。

 ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)のオルガ・ガルキナ(Olga Galkina)議員は、売買春の削減を目指し、買春をした者への罰則として売春婦との結婚を選択肢に含む法案を提出した。

「成立すれば、買春をした者は10万ルーブル(約25万円)の罰金または禁錮15日の罰則が科せられるが、その売春婦との結婚に同意した場合には禁錮刑を免除される」とガルキナ氏は説明した。

 だが地元メディアによればこの法案が成立する見込みはほぼないという。現在、ロシアには買春をした男性を処罰する法令が存在しない。(c)AFP