【10月30日 AFP】バチカン市国のシスティーナ礼拝堂(Sistine Chapel)の照明設備に発光ダイオード(LED)が新たに導入され、29日に初めて報道陣に公開された。

 LEDの導入で、ミケランジェロ(Michelangelo)のフレスコ画「最後の審判(Last Judgment)」などにより彩られた礼拝堂内部をより鮮明に見ることができるようになった。15世紀から新法王を選出するための「コンクラーベ」の会場にもなっているこの礼拝堂には、年間約600万人が訪れている。バチカン市国によると、今後は礼拝堂への入場制限を設ける予定だという。(c)AFP