【10月27日 AFP】米メディアは26日、米大リーグ(MLB)のセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)に所属するオスカー・タベラス(Oscar Taveras)が、母国のドミニカ共和国で交通事故死したと報じた。22歳だった。

 タベラスの代理人を務めるブライアン・メヒア(Brian Mejia)氏がMLBの公式ウェブサイトに語った内容によると、将来を嘱望される外野手だったタベラスは、恋人を乗せて車を運転している最中、事故に遭ったという。メヒア氏は詳しい情報を明かしていない。

 カージナルスのジョン・モゼリアック(John Mozeliak)GMは、「まずはご家族にお悔やみ申し上げる。より詳しい情報が入り次第、きちんとした声明を出す」と話した。

 タベラスは今季80試合に出場し、打率2割3分9厘、3本塁打、22打点を記録していた。2週間前のナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦では本塁打を放ち、カージナルスの5-4の勝利に貢献していた。

 10月16日に行われた同シリーズ第5戦の9回表、代打で登場してピッチャーゴロに終わったのが、タベラスの最後の打席となった。9回裏には左翼の守りについていた。(c)AFP