【10月26日 AFP】14MLBは25日、ワールドシリーズ(7回戦制)第4戦が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)が11-4でカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)に勝利した。

 ジャイアンツが対戦成績を五分に戻したことで、シリーズはカンザスシティー(Kansas City)での第6戦まで行われることが確実となった。

 ワールドシリーズを制した1985年以来となるプレーオフを戦うロイヤルズは、2連勝を飾ってジャイアンツにプレッシャーをかけていた。

 しかし、2010年に56年ぶりのワールドシリーズ制覇を果たしたあと、2012年にふたたびタイトルを手にしているジャイアンツは、最近5年間で3度目の栄冠を手にするために、うろたえることはなかった。

 ジャイアンツは追い込まれた兆候を感じさせず、ロイヤルズ投手陣を容赦なく打ち込み、この試合で13本の単打を含む16安打を記録した。

 ジャイアンツは6回、パブロ・サンドバル(Pablo Sandoval)の適時打で勝ち越しに成功すると、この回さらに3点を加え、7回にも4点を追加した。

 ジャイアンツのジョー・パニック(Joe Panik)は、チームがこの試合で記録した3本の二塁打のうち2本を放つと、2打点を稼いだ。また、ハンター・ペンス(Hunter Pence)は二塁打を含め3安打3打点を記録している。

 シリーズ第5戦は引き続きジャイアンツの本拠地サンフランシスコ(San Francisco)で行われ、ジャイアンツは初戦に登板したマディソン・バンガーナー(Madison Bumgarner)、ロイヤルズはジェームズ・シールズ(James Shields)が先発する。(c)AFP