【10月26日 Relaxnews】航空機メーカーのガルフストリーム・エアロスペース(Gulfstream Aerospace)は今月14日、新型ビジネスジェット、ガルフストリームG500G600の2機種を発表した。すでにビジネスジェットのチャーターなどを手掛けるFlexjetとカタール航空(Qatar Airways)から受注があるという。

 ガルフストリーム・エアロスペースによると、新機種は速度を最適化できるほか、ゆったりとした客室、高度な操縦室を備えている。

 同社によると、G500は米ニューヨーク(New York)―スイス・ジュネーブ(Geneva)間などの長距離を、時速約1100キロの高速で飛行できるという。

 ひと回り大きいG600は、さらなる長距離飛行が可能だ。米ロサンゼルス(Los Angeles)―英ロンドン(London)間を時速約1100キロで、米ロサンゼルス―中国・上海(Shanghai)間を時速約1040キロで、それぞれノンストップで飛行可能だという。

 2機はどちらも、複数のスペースに最大19人の乗客が搭乗できる。

 G500の初飛行は2015年に予定されている。同社によると、2017年に米連邦航空局(US Federal Aviation AdministrationFAA)と欧州航空安全局(European Aviation Safety AgencyEASA)の型式認証を受け、2018年に納入を開始する見込み。

 G600はそれから1年から1年半後の2019年に就航する予定だという。(c)Relaxnews/AFPBB News