【10月25日 AFP】男子テニス、バレンシア・オープン(Valencia Open 2014)は24日、シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-7、6-4、6-4で第7シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を退け、準決勝に駒を進めた。

 第1セットを落としながらも逆転で勝利を収めたマレーは、来月に英ロンドン(London)で開幕するATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)への出場権獲得を狙い、次戦で第1シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と対戦する。

 四大大会(グランドスラム)で2度の優勝を誇るマレーは、第1セットで複数回ダブルフォールトを犯すなど、ビッグサーバーのアンダーソンに試合の主導権を渡してしまう。ここからの猛攻でタイブレークに持ち込んだマレーだが、このセットを落とした。

 第2セットでも、序盤からブレークを奪い合った両選手だが、マレーがボールに食らいつき、アンダーソンのサービスゲームを再びブレークして、5-4のリードを奪った。

 最終セットでは、自身のゲームを着実にキープし、先にブレークしたマレーが、このままアンダーソンを寄せ付けなかった。

 マレーは、最近18試合で16個目の白星を挙げている。(c)AFP