【10月25日 AFP】男子テニス、スイス・インドア(Swiss Indoors Basel 2014)は24日、スイスのバーゼル(Basel)でシングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は2-6、6-7でクロアチアの17歳ボルナ・コリッチ(Borna Coric)に敗れ、虫垂切除術を受けるため、今季残りの試合を欠場すると明かした。

 全仏オープンテニス(French Open)を9度制しているナダルは、11月3日に手術を予定しているという。

 28歳のナダルは、自身の体の状態を考えると、来週行われるパリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2014)と、11月9日に英ロンドン(London)で開幕するATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)には、出場できないと話した。

「今日でシーズンに別れを告げる」としたナダルは、「今季の最初の半年間は良かった」と振り返った。

「でも、腰と手首の故障に加え、虫垂炎を患う厳しいものになった。パリ(Paris)とロンドンではプレーしないつもりだ。戦う準備ができていない」

「腰の回復に努めながら、手術を受けなくてはいけない。手術後は、5週間療養に努めるよ」

(c)AFP/Scott Williams