【10月24日 AFP】米国各地で23日、部分日食が観測された。マイクロブログのツイッター(Twitter)などSNSには、月の陰に隠れて一部が欠けた太陽の写真が数多く投稿された。

 日食が最もはっきりと観測できたのは、カリフォルニア(California)州を含む西海岸だった。雲一つない空に輝く太陽が、その前を横切った月によって半分ほどが隠れた。同州サンフランシスコ(San Francisco)やワシントン(Washington)州シアトル(Seatle)など、より北方で観測した人々からは、「太陽が巨大なクロワッサンになった」との感想も聞かれた。

 一方、ニューヨーク(New York)など東海岸の州では、日没ギリギリの時間だったため、この自然現象を観測することはより難しかったようだ。

 米国では、2017年8月21日に今回よりも美しい日食が広い範囲で観測できる予定となっている。一部地域では太陽が月によって完全に隠れる皆既日食が見られるとされ、その他の地域でも約80%が隠れるという。(c)AFP