【10月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は22日、グループリーグ第3節の試合が各地で行われ、グループAのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は5-0でマルメFF(Malmo FF)に勝利した。

 本拠地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で大勝を飾ったアトレティコは、決勝トーナメント進出に一歩近づいた。

 2013-14シーズン大会(UEFA Champions League 2013-14)の決勝に進出したアトレティコは、ハーフタイム開けまで得点を奪えなかったものの、後半3分に見事なチームプレーからコケ(Jorge Resurreccion Merodio 'Koke')が先制点を決めると、その勝利はほぼゆるぎないものになった。

 同16分にはマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)が大会通算23試合目の出場で19ゴール目を挙げると、その2分後にアントワーヌ・グリエスマン(Antoine Griezmann)が追加点を挙げて試合を決め、その後ディエゴ・ゴディン(Diego Godin)とアレッシオ・チェルチ(Alessio Cerci)が得点劇を締めくくった。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「前半はゴールに近づいてはいたし、大きなチャンスもあった。後半の唯一の違いは、ゴール前でのフィニッシュの部分だけだった」とコメントした。

 2連勝を飾ったアトレティコは、この日行われた試合でユベントス(Juventus)に勝利したオリンピアコス(Olympiacos)と勝ち点6で並んでいる。ユベントスとマルメが勝ち点3としているものの、シメオネ監督はイタリア王者の脅威を警戒し続けている。

「複雑な状況だから最後の試合まで油断してはならない。ユーベはホームで2試合残しているから気をつけなければならない。まだ何も決まってない」

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