【10月22日 AFP】米国土安全保障省(Department of Homeland Security)は21日、エボラ出血熱が猛威を振るう西アフリカ3か国からの渡航者の到着を、国内の5空港に制限すると発表した。

 同省は、ギニア、リベリア、シエラレオネの3か国を出国した旅客に対し、ニューヨーク(New York)州のケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)、ニュージャージー(New Jersey)州のニューアーク国際空港(Newark Liberty International Airport)、バージニア(Virginia)州のダレス国際空港(Washington Dulles International Airport)、ジョージア(Georgia)州のアトランタ(ハーツフィールド・ジャクソン)国際空港(Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)、イリノイ(Illinois)州のオヘア国際空港(Chicago O'Hare International Airport)のいずれかへの到着を、22日から義務づける。これら空港では、追加の健康検査が実施されている。

 同3か国から米国への直行便はないが、旅行者はアフリカや欧州を経由して米国入りすることができる。(c)AFP