【10月22日 AFP】女子テニス、WTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Championships - Singapore 2014)は21日、シンガポールのシンガポール・インドア・スタジアム(Singapore Indoor Stadium)で2日目が行われ、大会第8シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は7-6、6-7、6-2で第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を下した。

 スタジアム照明の不備と誤審で試合途中に怒りの感情を爆発させたボズニアツキだったが、3セットの長丁場を制した。

 この勝利でボズニアツキは、年末にセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を抜き世界ランク1位に返り咲くというシャラポワの野望を打ち砕いた。

 第1セットの接戦をものにしたボズニアツキだったが、第2セット途中にスタジアムのスポットライトが観客席を照らし回り、サーブ時に目に光が入ったとして、プレー中断も辞さない構えを見せた。

 その後、ボズニアツキは線審の判定に激怒してこのセットを落としたが、大会記録まで16分に迫る3時間13分に及んだ試合を制した。(c)AFP