スビンダル、「まさかの」負傷で世界選手権欠場の危機
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【10月20日 AFP】ノルウェーのアルペンスキー選手アクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal)が、友人とサッカーをして遊んでいるときにアキレス腱(けん)を断裂し、アルペンスキー世界選手権2015(2015 FIS Alpine World Ski Championships)を欠場する可能性があるという。
世界選手権で5つの金メダルを獲得し、2010年のバンクーバー冬季五輪で男子スーパー大回転を制したスビンダルは、18日にオーストリアのゼルデン(Soelden)で練習を終えた後、まさかのけがをした。
スビンダルは19日に手術を受け、2月に米国で開催される世界選手権で、滑降の連覇を目指すこともできなくなる可能性がある。
「クソみたいなことが起きた。本当にその通りのことが起きたんだ」と自身のフェイスブック(Facebook)に投稿したスビンダルは、「突然、脚の何かが切れた感じがした。何かがおかしいことはすぐに分かった。それがアキレス腱だった」と明かした。
スビンダルはその後、100キロほど離れたインスブルック(Innsbruck)の病院に運ばれたという。
今月末にゼルデンで開幕するW杯シーズンだが、スビンダルは最大4か月の離脱を強いられる。
チームドクターは、「スキー板を装着できるのは、3~4か月後になるだろう」としている。(c)AFP