【10月13日 AFP】第45回世界体操競技選手権（45th World Artistic Gymnastics Championships）は12日、種目別決勝が行われ、シモーン・バイルス（Simone Biles）は女子の平均台とゆかで新たに2つの金メダルを獲得し、米国をメダルランキングの首位に押し上げた。

 女子個人総合で優勝したバイルスは、2位と0.067点差という僅差で平均台の金メダルを手にすると、ゆかでは圧巻の演技をみせた。

 今大会で米国が獲得した金メダル4個は、女子団体総合も含めるとすべてバイルスの活躍によるもので、最終日を終えたバイルスは、「ただただビックリしています」と話した。

「そして、米国を代表してここにいられるのは名誉なことです」

 各演技の前に何を考えていたのかという質問に対し、バイルスは「ただ前に出てルーティンをこなそうと考えていました。あとは楽しもうと思っていました」と答えた。(c)AFP/Shigemi SATO