【10月10日 AFP】9日のロシアの報道によると、旧ソ連最後の大統領でノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者のミハイル・ゴルバチョフ(Mikhail Gorbachev)氏(83)が入院した。

 国営ロシア通信(RIA)は「ここ1週間の体調は悪くなかったが、今日は病院にいる」とするゴルバチョフ氏自身の言葉を伝えた。病院名や入院理由については触れていないが「モニターにつながれている」と述べている。また露インタファクス(Interfax)通信には「私の性格は知っているだろう。生きるために闘う覚悟だ」と語っている。

 ゴルバチョフ氏は13年6月に健康診断のために入院したことがある。近年、同氏は公の場に姿を表したときに疲れて見えることがあった。糖尿病を患っているとも報じられている。(c)AFP