【10月7日 AFP】南米コロンビア政府の6日の発表によると、同国北部の山岳地帯で先住民ウィワ(Wiwa)の精神的指導者たちが儀式を行っていたところ落雷に遭い、11人が死亡、15人が負傷した。

 落雷があったのは同国北部マグダレナ(Magdalena)州のシエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタ(Sierra Nevada de Santa Marta)山脈。コロンビア先住民族全国組織(Organizacion Nacional Indigena de ColombiaONIC)によれば、集まっていたウィワの部族の指導者たちが儀式を行っていたところ、稲妻に打たれたという。

 同地域で活動中だった陸軍の部隊が、車で5時間かかるカリブ海沿いの街サンタ・マルタ(Santa Marta)の医療施設まで負傷者を搬送した。地元警察によれば手当てを受けた人々の大半は、II度からIII度のやけどを負っていた。(c)AFP