ビラの元主将ペトロフ氏が白血病から回復、アマチュアチームで復帰
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【10月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アストン・ビラ(Aston Villa)の元主将で、白血病のため闘病生活を送っていたスティリヤン・ペトロフ(Stiliyan Petrov)氏が、アマチュアチームで競技に復帰した。
35歳のペトロフ氏は、2012年3月に白血病と診断され、同年8月には、一時的に症状が軽くなったことを明かしていた。
スコットランド・プレミアリーグのセルティック(Celtic)からビラに加入したペトロフ氏は、2013年5月に現役引退を表明したが、最近になって、セントラル・ウォリックシャー・リーグのオーバー35大会で3試合に出場した。
英紙バーミンガム・メール(Birmingham Mail)に対し、ペトロフ氏は「思う存分笑える。試合は本格的だよ」とし、「ちゃんとした試合ができることが本当にうれしい」と話した。
「90分間プレーして、状態は良くなったように感じる。でも、我慢が必要だね」
「試合の後に、サインや写真を求められる。ビラのファンがたくさんいるから、話すのが楽しいよ」
ペトロフ氏が闘病生活に入ると、ビラのファンは、ペトロフ氏の背番号19にちなんで、試合開始から19分を迎えた1分間、拍手をして回復を祈っていた。ペトロフ氏は、これが闘病中の自分自身に大きな力を与えたと話した。
「サポーターは最高だったし、僕はいつもポジティブに考えていた」
「すべて大丈夫だ。くわばらくわばら。錠剤を飲むのはたった3か月間で、それが終わったから、1月まではステロイドによる治療を行う」
(c)AFP