【10月2日 AFP】14MLBは1日、ナ・リーグのワイルドカードゲームが行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)が8-0でピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)に勝利し、地区シリーズに進出した。

 ジャイアンツはブランドン・クロフォード(Brandon Crawford)が満塁本塁打を放つと、先発のマディソン・バンガーナー(Madison Bumgarner)は被安打4で完封し、プレーオフのシリーズ勝敗が決まる試合での連勝を7に伸ばした。

 カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)が延長12回に及ぶ激闘の末にオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)を破ったア・リーグのワイルドカードゲームとは対照的に、この日は一方的な展開となった。

 ジャイアンツはこの結果、3日から始まる地区シリーズ(5回戦制)で、ナ・リーグ東地区覇者のワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)と敵地ワシントンD.C.(Washington D.C.)で対戦する。

 ジャイアンツはバンガーナーが10奪三振の好投をみせると、4回にはクロフォードが無死満塁の場面でエジソン・ボルケス(Edinson Volquez)から本塁打を放ち、パイレーツの本拠地PNCパーク(PNC Park)に詰めかけた4万629人の観客を沈黙させた。(c)AFP