【10月1日 AFP】公の場に1か月近く姿を見せていないため健康状態に関する憶測が飛び交っている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記が、中国の国慶節(中国の建国記念日)の1日、習近平(Xi Jinping)中国国家主席宛てに祝辞を送った。朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

 KCNAによると、中国が65回目の国慶節を迎えた日、金書記が送った祝辞は3段落の短いもので、中国の未来の繁栄と中国国民の幸福を願ったものだという。

 金第1書記が最後に公けの場に現れたのは9月3日。北朝鮮政府としては珍しく指導者が「不快感」に悩まされていることを認めたため、金第1書記の健康状態が取り沙汰されている。(c)AFP