【10月1日 MODE PRESS】ロシアのコスメブランド「レトワール(L'Etoile)」のクリエイティブ・ディレクターに就任したデザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)が、パリに拠点を置く「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」と契約を結ぶのではないかという憶測が広がっている。

 一部報道によると、「マルジェラ」はガリアーノにオートクチュールラインのデザインを任せることを念頭に、すでに交渉を開始しているという。

 ある情報筋は、「ガリアーノはマルジェラのオートクチュールラインを手掛けるために交渉中のようです。自らのアトリエのスタッフとして、すでに5~6人を採用したという情報もあります」と明かした。

 ガリアーノはかねてファッション業界への復帰を希望しており、自分には業界に貢献できる力が備わってると主張している。

 しかし2002年に「マルジェラ」を傘下に置いたOTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)代表本人は、一度は業界から追放されたガリアーノが「マルジェラ」のデザイナーに就任するといううわさを一蹴した。ただし、将来コラボレーションする可能性については否定していない。

 ロッソ氏は、「ガリアーノと働きたくない人がいるだろうか?彼が信頼を取り戻したら、私が真っ先に彼のコレクションをプロデュースするね」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS