【10月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は1日、グループリーグ第2節の試合が各地で行われ、グループBのレアル・マドリード(Real Madrid)は2-1でPFCルドゴレツ・ラズグラド(PFC Ludogorets Razgrad)に勝利した。

 前回王者のレアルは、序盤に先制点を許したものの、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の活躍もあって危機を脱し、敵地から勝ち点3を持ち帰ることに成功した。

 ごく普通の地方クラブで、創設からまだ13年のルドゴレツは、前半6分に先制点を決めると、その後も試合を通して欧州10冠の名門を脅かしたが、ロナウドにやられた。

 PK失敗やオフサイドでなかなか得点を決められなかったロナウドだが、前半25分に2度目のPKを成功させると、チームは後半32分にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が決勝点を挙げ、面目を保った。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「われわれにとってはいい結果だった。早い段階で1点を追う立場となったが、圧力をかけて何とか同点に追いつき、最後は勝ち越せた」とコメントした。

「もっとゴールを決めていてもおかしくはなかったが、全体的には満足している。勝ててうれしいよ」

 ルドゴレツのゲオルギ・デルメンジエフ(Georgi Dermendzhiev)監督は、「良い試合だったが、うちにとってもっと良い結果になっていてもよかった」と話した。

「ルドゴレツは世界最高のチーム相手に善戦した。私としてはうれしい。勝ち点1を手に入れるまであと一歩だった」

(c)AFP