【9月30日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦を翌日に控えるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は29日、かかとに問題を抱えるズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がこの試合を欠場すると発表した。

 PSGは声明で、「今朝新たに検査を行ったところ、左かかとの状態が思わしくないため、ズラタン・イブラヒモビッチはバルセロナ戦を欠場する」と発表した。

 元バルセロナのイブラヒモビッチは、リーグ戦ここ2試合を欠場していた。

 同選手を欠く中、ローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督率いるPSGは27日のトゥールーズ(Toulouse FC)戦では低調なパフォーマンスで1-1と引き分けた。さらに、チャンピオンズリーグ・グループFの初戦ではアヤックス(Ajax)と1-1で引き分けているため、バルセロナを相手に結果を残さなければならないプレッシャーにさらされている。

 それでも、ブラン監督はイブラヒモビッチの欠場に驚きはないとし、その中で結果を出すことはできると期待を寄せている。

「今朝、彼は治療を受けていたが、実のところ彼がこの試合に出ないだろうという想定は、すでにしていた。確かに簡単ではないだろうし、それは分かっている。昨シーズンはイブラ抜きで難しい試合を戦った」

「われわれには、ほかにも素晴らしい実力を持った攻撃の選手はいる。チームとしてより良いパフォーマンスを見せて、彼の欠場を補う必要があるだろう」

 昨季のPSGは、準々決勝第1戦でチェルシー(Chelsea)に3-1で勝利したものの、この試合で負傷したイブラヒモビッチが欠場となった第2戦で0-2と黒星を喫し、アウェーゴール差で敗退となった。(c)AFP