【9月29日 AFP】14MLBは28日、各地で試合が行われ、ア・リーグではデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)とオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)がプレーオフ進出を決めた。

 地区首位に立ち、2位のカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)と1ゲーム差でこの日を迎えたタイガースは、ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)に3-0で勝利して中地区での優勝を決め、29年ぶりのプレーオフ進出決めていたロイヤルズを抑えこんだ。

 そのロイヤルズは、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)を4-0で下してプレーオフ進出を決めたアスレチックスとワイルドカードゲームで戦うことが決まった。

 7月31日の時点でメジャー今季最高の成績を残していたアスレチックスは、そのまま西地区のタイトルを簡単に手にするかと思われた。しかし、打線が不調となりロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)に地区優勝を許していた。

 この日、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)が4-1でエンゼルスに勝利したため、アスレチックスは敗れれば、ワイルドカード2つ目の枠を争う1試合のみのプレーオフが行われることになっていた。

 ワイルドカードゲームは30日に行われ、勝者は10月2日から行われる地区シリーズ(5回戦制)でエンゼルスと対戦する。もう一方の地区シリーズでタイガースは東地区王者のボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)と対戦する。(c)AFP