10人のミラン、昇格組チェゼーナと引き分ける
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【9月29日 AFP】14-15イタリア・セリエAは28日、第5節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は1-1でチェゼーナ(AC Cesena)と引き分けた。
前節の試合で昇格組のエンポリ(Empoli)と敵地で引き分けていたミランは、連勝街道に戻るべく、フィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)監督は布陣に手を加え、フェルナンド・トーレス(Fernando Torres)を1トップに配置する4-2-3-1を採用した。
しかし、ミランは結局チェゼーナと勝ち点1を分け合う結果に終わった。
可能性を感じさせるプレーを時折見せたミランだが、後半28分にクリスティアン・サパタ(Cristian Zapata)がレッドカードで退場となり、数的不利を余儀なくされたことで、爆発するまでには至らなかった。
インザーギ監督は、「選手が集中を欠いていたかは分からない。われわれは試合を支配し、チャンスを数多く作っていたのだから、決めておかなければならなかった」とコメントしている。
チェゼーナは、ギド・マリルンゴ(Guido Marilungo)の何でもないシュートをGKのクリスティアン・アッビアーティ(Christian Abbiati)がこぼすと、ゴール前のダヴィデ・スッチ(Davide Succi)が詰めて序盤に先制した。
ミランはそれから9分後、アディル・ラミ(Adil Rami)の打点の高いヘディングで同点に持ち込んだが、ラミは守備に隙があることを認めている。
ラミは伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し、「もっと努力しないと。この先は、今までのように失点していては絶対にいけない」とコメントした。
ミランは後半25分に、ジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)との交代でトーレスがピッチを後にすると、その3分後には、サパタがグレゴワール・デフレル(Gregoire Defrel)に対するファウルでピッチからの退出を命じられた。(c)AFP/Justin DAVIS