【9月24日 AFP】英北部スコットランド(Scotland)で18日に実施された住民投票で英国からの独立が否決されたと知ったエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は「ご満悦だった」――デービッド・キャメロン(David Cameron)首相がこう語る様子が23日に撮影された。

 英ニュース専門局スカイニューズ(Sky News)が撮影した映像の中で、国連(UN)総会に出席するため訪米中のキャメロン首相は、マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク(New York)市長を相手にこう話している。

「連合王国の首相として、女王に電話し『大丈夫です』と言えて、本当に安堵(あんど)した」「女王はご満悦だった」

 キャメロン首相は、スコットランドでの住民投票から一夜明けた19日朝、エリザベス女王に電話で投票結果を報告していた。

 一方、英王室は女王が「ご満悦だった」との発言に関するAFPの問い合わせに、「個人的な会話についてはコメントしない」方針だとしてコメントを拒否した。(c)AFP