【9月22日 AFP】家庭内暴力など、不祥事の対応に追わている米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)だが、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)のデショーン・シード(DeShawn Shead)が、デンバー・ブロンコス(Denver Broncos)戦で恋人にプロポーズするという心温まるエピソードがあった。

 シーホークスの公式ツイッター(Twitter)によると、CBのシードは、延長戦の末に同チームが26-20でブロンコスに勝利した試合直後に、フィールドの真ん中でプロポーズし、恋人もそれを受け入れたという。

 6万8000人の観客が去った本拠地センチュリーリンク・フィールド(CenturyLink Field)では、カリフォルニア(California)州パームデール(Palmdale)出身のシードが、チームのロゴが描かれた50ヤードライン付近で、カメラを構えるチームメートらに冷やかされながらプロポーズしたという。

 黒のスラックスに、青いチェックのシャツを着た25歳のシードは、シーホークスのユニホームを着た恋人の前にひざまづき、結婚を申し込んだ。

 チームはツイッター上に、「おめでとう、@dshead24と婚約者のジェシカ(Jessica)さん。50ヤードラインでのプロポーズに、彼女はイエスと答えた。#LOB全員が祝福する」と投稿した。LOBとは、シーホークス守備陣の通称で「Legion of Boom(爆音軍団)」の略となっている。

 ポートランド州立大学(Portland State University)で活躍したシードは、2012年にフリーエージェント(FA)でシーホークスと契約した。(c)AFP