【9月20日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2014)は20日、シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は6-4、2-6、6-2でスペインのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)を下し、決勝進出を決めた。

 24歳のボズニアツキは、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れて以来初の大会に参戦しており、この日は、5度のブレークを奪って2時間半に及んだフルセットを制した。

 2010年大会(Toray Pan Pacific Open 2010)覇者のボズニアツキは、第1シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と第3シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)の勝者と決勝を戦う。

 元世界ランク1位のボズニアツキは、「タフな試合だった。ガルビネは良いプレーをしていたわ。過去に2回負けているしね」と話した。

「とても難しい試合になるのは分かっていたけど、次のラウンドに進めて満足しているわ」

「最高の一週間を過ごせているから、良い形で締めくくりたい」

 20歳で世界ランク26位のムグルサは、ボズニアツキとの過去2戦で全勝しており、最近では全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)3回戦でも対戦していた。

 2010年と2011年に女子テニスを席巻したボズニアツキは、今季のイスタンブール・カップ(Istanbul Cup 2014)を制しツアー22勝目を挙げた。(c)AFP