IRB、2015年のW杯を前に外国人選手の規制強化
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【9月19日 AFP】国際ラグビー評議会(The International Rugby Board、IRB)が18日、規制の強化に乗り出し、2015年のラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で他国の代表としてプレーしようと考えていた選手は大打撃を食らった。
IRBは、他国の代表チームを目指す選手について、来月開幕するIRBセブンズワールドシリーズ(IRB Sevens World Series)で4つ以上の大会に出場するか、2016年のリオデジャネイロ五輪の予選イベントで半分以上の試合に出場しなければならないと定めた。リオデジャネイロ五輪では、7人制ラグビーが正式種目として採用される。
また、もし他国の代表チームで選考に漏れた場合でも、元のチームに戻ることはできなくなるという。
この決定により、イングランドのステフォン・アーミテージ(Steffon Armitage)、ニュージーランドのアレックス・トゥルー(Alex Tulou)、オーストラリアのブロック・ジェームズ(Brock James)とブレア・コナー(Blair Connor)らが、フランス代表としてW杯に出場することはかなり厳しくなった。
フランスのトップ14は、7人制ラグビーの国際大会に出場するために選手がリーグ戦を欠場することは認めない方針をとるという。(c)AFP