【9月18日 AFP】英スコットランド(Scotland)では18日、英国からの独立の是非を問う住民投票の他にもう一つ、歴史的な投票が行われる──これまで260年の間、会員は男性だけと限定されてきた高級ゴルフクラブ、ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セントアンドルーズ(R&A)に女性の加入を認めることの是非をめぐる投票だ。

 投票前の反応では、会員たちは女性の加入に賛成する見込みだ。同ゴルフクラブの広報担当者はAFPに対し「送付した投票用紙は2400枚以上。集計は、独立した組織によって行われる。結果は単純にどちらが過半数かで決める」と説明した。

 今回はクラブの総会も「もはや女性を歓迎すべきとき」と表明しているが、過去には女性の加入を許すべきとの働きかけに抵抗してきた。ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)前英首相やスコットランド独立賛成派のアレックス・サモンド(Alex Salmond)スコットランド行政府首相はそろって、このゴルフクラブへの女性の加入に賛成していた。

 またクラブは、セントアンドルーズ大学(Saint Andrews University)の学長には名誉会員の資格を与えるという長年の伝統を、09年に拒んだこともある。当時新たに任命された学長が女性のルイーズ・リチャードソン(Louise Richardson)氏だったからだ。

 今回の投票で同クラブが女性の加入に賛成した場合、英国に残る男性限定ゴルフクラブは、オノラブル・カンパニー・オブ・エディンバラ・ゴルファーズ(Honourable Company of Edinburgh Golfers)、ロイヤル・トルーン(Royal Troon)、ロイヤル・セント・ジョージス(Royal St George's)の3か所だけとなる。(c)AFP