【9月18日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は17日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でメンバー外となったイタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のカルロス・テベス(Carlos Tevez)を代表に招集する可能性を明かした。

 マルティーノ監督は、30歳のテベスはナポリ(SSC Napoli)のゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)やマンチェスター・シティ(Manchester City)のセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)らと背番号9のユニホームを争うことになると語った。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)の指揮官を1年で退任したマルティーノ監督は、地元紙ラ・ナシオン(La Nacion)に対し「私のゲームプランの中で、テベスをどこに置こうと考えているか明かさなければならないとすれば、それは9番ということだ」とコメントした。

「その他のポジションはないし、イグアインやアグエロと争うことになる。その後は監督の決断だ」

 2004年から2011年にかけ代表戦64試合に出場し13得点を挙げているテベスは、その後は代表から遠ざかっている。W杯ロシア大会(2018 World Cup)開催時には34歳となる。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で指揮を執ったアレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)前監督の後任に就いたマルティーノ監督はまた、「W杯では4人の9番を連れて行くつもりはない。私としてはサベジャ氏の(テベスを代表チームから外すという)判断は不合理ではない」とも語っている。

 指揮官は、中国で行われるブラジル戦に向けた代表メンバーを来週にも発表する見込みとなっている。(c)AFP