【9月17日 AFP】オランダの高速道路で16日午前8時ごろ、約150台が絡む玉突き事故が起き、2人が死亡、少なくとも26人が負傷した。通勤ラッシュ時に発生した濃い霧が原因という。

 事故が起きたのはアムステルダム(Amsterdam)の南西約150キロ、同国南部のグス(Goes)とミデルブルフ(Middelburg)を結ぶ高速道路のグスから約8キロの地点。現地の交通安全当局はAFPに対し、事故は「濃い霧が原因」で、高速道路の上下線の両方で発生したと説明した。現場には約50台の救急車が呼ばれたという。

 地元ラジオに対し目撃者の1人は「視界は50メートル未満だったにもかかわらず人々は全速力で運転していた」と語った。(c)AFP