【9月17日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)が、21日の試合で2か月以上ぶりに先発復帰する予定であることが分かった。ジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督が16日、明かした。

 7月上旬に右肘の靱帯(じんたい)の部分断裂が見つかって以降、戦列を離れていた田中は、15日に試合形式の練習に登板し、5回を無失点に抑えていた。

 第85回MLBオールスターゲーム(85th All-Star Game)にも選出されていた田中は、その試合でマイナーリーグの打者を相手に65球を投げ、6安打4三振を記録した。

 ジラルディ監督は、21日のトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)戦で、70球から75球をめどに田中を投げさせる予定だと明かした。指揮官は「もちろん、もう一度ブルペンで投げてもらわなくてはならない。問題が生じるとは思わないが、やってもらわないと。そこでOKであれば、試合で登板する」とコメントした。

 ヤンキースは、田中のレギュラーシーズン中の復帰を目指している。田中はメジャーデビューのシーズンながら、負傷前は飛び抜けた成績を残しており、勝敗のついた試合では開幕から12戦中11勝を挙げると、計18度の先発で12勝4敗、防御率2.51を記録した。(c)AFP