【9月16日AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)郊外の観光地で先週、ワニが多数飼育されている池に地元女性(65)が飛び込み、自殺する事件があった。地元警察が16日、AFPに明らかにした。

 事件が起きたのは、バンコクから車で1時間ほどの場所にあるワニ園「サムットプラカーン・クロコダイルファーム・アンド・ズー(Samut Prakarn Crocodile Farm & Zoo)」。同園では、来園者が池の上に設けられた遊歩道からワニの餌付けを行うことができる。

 サムットプラカーン県の警察関係者によると、女性は12日に同園を訪れ、遊歩道上の休憩場から、数百匹のワニがいる池の中に向かって飛び降りた。家族は、女性がストレスとうつに苦しんでいたと話しているという。同園のフェンスは、子どもを含む来園者がワニに餌を与えることができるように低くなっていた。(c)AFP