【9月16日 AFP】14NFLは15日、第2週の試合が行われ、フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)は試合終了間際にコーディ・パーキー(Cody Parkey)が36ヤードの決勝フィールドゴールを決め、30-27でインディアナポリス・コルツ(Indianapolis Coltsから逆転勝利を収めた。

 若手中心のイーグルスは、ダレン・スプロールズ(Darren Sproles)が7本のパスキャッチで152ヤードを稼いだほか、ランでも26ヤードを記録して勝利に貢献するなど、2戦連続で後半の競り合いを制し開幕2連勝を飾った。

 イーグルスのQBニック・フォールズ(Nick Foles)は、37本中21本のパスに成功して331ヤードを稼ぎ、タッチダウンパス1本を記録する一方で、インターセプトも1本喫した。

 イーグルスは、ルショーン・マッコイ(LeSean McCoy)もタッチダウンランを1本決め、1993年以降初めて敵地インディアナポリス(Indianapolis)でコルツに勝利した。

 コルツのQBアンドリュー・ラック(Andrew Luck)は、34本中20本のパスを通して172ヤードを稼ぎ、3本のタッチダウンパスを決めたものの、第4クオーターに致命的なインターセプトを喫して、チームは開幕2連敗となってしまった。

 第4クオーター終盤に7点をリードしていたコルツは、さらにフィールドゴールレンジまで攻め込んだが、ラックがT.Y. ヒルトン(T.Y.Hilton)に投じたボールが、イーグルスのセーフティー、マルコム・ジェンキンス(Malcolm Jenkins)にインターセプトされてしまった。

 前半終了時点で6-17とリードされていたイーグルスは、第4クオーターにショートパスを受けたスプロールズがそのまま51ヤードを稼ぐと、続いてジェレミー・マクリン(Jeremy Maclin)がタッチダウンキャッチに成功し、合計5つのプレーで同点に追いついた。

 さらに、残り3秒でフィールドゴールレンジに入ったイーグルスは、チップ・ケリー(Chip Kelly)ヘッドコーチが2戦連続となる決勝フィールドゴールのチャンスにパーキーを起用した。

 パーキーは、最初のフィールドゴールを成功させたが、審判はキックの前にコルツが取ったタイムアウトを認めたため、喜びはさえぎられてしまった。

 そして再度、位置についたパーキーはキックを成功させた。(c)AFP