【9月16日 AFP】(一部更新)関東地方で16日正午過ぎ、強い地震があった。気象庁によると、震源地は茨城県南部で、震源の深さは約50キロ。マグニチュード(M)は5.6と推定される。この地震による津波の心配はなく、現時点では大きな被害は報告されていない。

 東京電力(TEPCO)は、2011年の東日本大震災で事故を起こした福島第1原子力発電所に新たな被害や異常はないと発表した。日本原子力発電(Japan Atomic Power)によると、震源に最も近かった東海第2原発でも異常は確認されていない。

 AFPが取材した茨城県の職員は、被害の確認を行っているところだが、取材時点で大きな被害の報告は受けていないと語った。

 東京の屋内では1分以上にわたって揺れが感じられた。日本は地震が多く、毎年世界で起こる強い地震のうち約5分の1に見舞われている。(c)AFP