【9月16日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)は15日、フロリダ(Florida)にあるチームのキャンプ施設で試合形式の練習に登板し、5回を無失点に抑えた。

 7月上旬に右肘の靱帯(じんたい)を部分断裂して以降、戦列を離れていた25歳の田中は、マイナーリーグの打者を相手に65球を投げて6安打、4奪三振に抑えた。

 同日から始まるタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)との3連戦を控え、現地にいたジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督とラリー・ロスチャイルド(Larry Rothschild)投手コーチも、田中の投球を見守った。

 ヤンキースは、レギュラーシーズン中に田中の復帰を目指しており、早ければ来週末にも実現するとみられる。

 昨季、東北楽天ゴールデンイーグルス(Tohoku Rakuten Golden Eagles)で24勝0敗を記録し、チームの日本シリーズ制覇に貢献した田中は、今年1月に7年総額1億5500万ドル(約161億円)でヤンキースと契約した。

 田中はヤンキースで18試合に先発登板し、12勝4敗、防御率2.51を記録している。(c)AFP