【9月12日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の州都バルセロナ(Barcelona)で、「カタルーニャの日」(ラ・ディアダ、La Diada)に当たる11日、スペインからのカタルーニャ独立を求める数十万人規模のデモが行われた。カタルーニャの色である赤と黄色の服に身を包んだ人々が、独立の是非を問う住民投票を求め、スペイン語の「投票」の頭文字である「V」の巨大な人文字を作った。

 9月11日はスペインによる1714年のカタルーニャ征服の日。今年は州政府が11月9日に独立の是非を問う住民投票の実施を宣言している上に、英国のスコットランド(Scotland)が独立の是非を問う住民投票を来週実施することもあり、かつてない盛り上がりをみせた。独立派が率いるバルセロナ市幹部は報道陣に対し、デモの参加者は推計180万人だったと語った。一方、スペイン中央政府はそれよりもかなり少ない47万~52万人程度だったとしている。(c)AFP