【9月10日 AFP】「世界一長い舌」から「ネコの幅跳び記録」まで、数多くの「画期的」かつ「一風変わった」世界記録が掲載された「ギネス世界記録(Guinness World Records)2015」が10日、発売された。初版発売60周年の記念エディションだ。

 今回のギネスブックでは、過去60年にわたって樹立された数々の記録を振り返ると同時に、最新の「信じられないような記録」も数多く紹介している。その中には、「最も長い舌(10.1センチ)」を持つアメリカ人男性のニック・ストーベール(Nick Stoeberl)さんや「食品サンプルの最多コレクション(8000点以上)」を所有する日本人女性の小幡晃子(Akiko Obata)さんなども含まれている。

 米国に住む白、黒、茶色のまだら模様のネコ「アリー(Alley)」は、1.83メートルの間隔で置かれた2つの小さな踏み台の間を飛び越え、ネコの幅跳び世界記録を打ち立てた。その他にも「最も長い使用可能なゴルフクラブ」や女性をひげで持ち上げる「ひげの重量挙げ」など、興味深い記録が目白押しだ。

 過去60年間の記録にもしっかりと触れている「ギネス世界記録2015」について、編集者のクレイグ・グレンデイ(Craig Glenday)さんは、「今回の記念版は、過去60年間で記録がどのように変化してきたのかを振り返るいい機会となった」とコメントしている。(c)AFP