【9月6日 AFP】サッカー国際親善試合が5日、札幌で行われ、日本は0-2でウルグアイに敗れた。

 ハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)監督が就任後初めての試合に臨んだアジア王者の日本だったが、ウルグアイのエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が挙げた得点が決勝点となり、新指揮官の初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で期待外れの成績に終わった日本代表の立て直しを託されたアギーレ監督だったが、カヴァーニに先制点を許すなど、チームの船出は厳しいものとなった。

 日本は前半34分、この試合で代表デビューを果たした坂井達弥(Tatsuya Sakai)のミスから失点を喫した。ウルグアイは坂井のトラップミスからチャンスを作ると、最後はディエゴ・ロラン(Diego Rolan)からボールを受けたカヴァーニがゴールを決めた。

 そして後半25分にも、日本は守備のミスから途中出場のアベル・エルナンデス(Abel Mathias Hernandez Platero)に追加点を奪われ、ウルグアイに突き放されている。

 アギーレ監督は試合後、「ウルグアイはとても強いチームだ。だからミスを犯せば勝てないし、その報いを受けることになる」と語った。

「われわれは守備で2つのミスを犯し、ウルグアイが2得点を挙げた。それが試合の行方を決めた。われわれには改善しなければならないことがたくさんあるが、守備については集中的に取り組む必要がある」

(c)AFP