【9月3日 AFP】国際自転車競技連合(International Cycling UnionUCI)は2日、2014ツール・ド・フランス(2014 Tour de France)では、禁止薬物が検出される事例が一件もなかったことを発表した。

 UCIは、「選手から採取されたサンプルは、適切な手順に従って分析されており、興奮剤と赤血球生成促進剤が検知できる」とし、「安定同位体比質量分析(IRMS)によって、さらにテストステロン(testosterone)とその前駆体についても確認した」と発表している。

 今大会では、フランスの施設で719検体の尿検査と血液検査が行われた。(c)AFP