【9月2日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)は1日、スペインでグループBの試合が行われ、セネガルが77-75でクロアチアに勝利し、再び大会にサプライズをもたらした。

 前日のプエルトリコ戦に勝利し、その勢いを持続するセネガルは、これで戦績を2勝1敗とした。中でも、米プロバスケットボール協会(NBA)でプレーするゴーギ・ジェン(Gorgui Dieng)が27得点8リバウンド3アシスト2ブロックを記録すると、エクセーン・ダルメイダ(Xane Dalmeida)も3本の3ポイントシュートを含む15得点の活躍を見せた。

 一方のクロアチアは、ダリオ・サリック(Dario Saric)とボヤン・ボグダノビッチ(Bojan Bogdanovic)が共に15得点を記録したものの、初黒星を喫して2勝1敗となった。

 セネガルは、前日のプエルトリコ戦で1998年以来初めてW杯での勝利をつかんでいる。

 日本で開催された2006年大会で5戦全敗を喫したセネガルの代表メンバーとして、唯一現役選手として活躍するマリーエ・ヌドゥイ(Maleye Ndoye)は、「昨日からの波に乗って、また最高の勝利をつかんだ」と喜んだ。

「プレーも流れも波に乗れて最高だ。でも、休日を利用して少し休養を取り、これまで通りの集中力で次のアルゼンチン戦に臨みたい」

(c)AFP/David Hein